みなさん、こんにちは( ・∇・)
大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です!
急に寒い気温になりましたね。また、コロナウイルスの感染者も増えてきました。毎日宮城県の感染者、全国の感染者が増加傾向ですね。そして、今年はインフルエンザも同時に流行るという予想です。私はインフルエンザのワクチンはもう接種しました。インフルエンザとコロナに同時に感染することを、フルロナと言うそうです。造語ですが、意味を知っただけで、なんか辛そうですよね( ; ; )今年の冬も感染に気をつけて過ごしたいと思います。
さて今回は歯間ブラシについてお話ししていきたいと思います。歯間ブラシはみなさん1度は見たことがあると思います。
歯ブラシよりも細く、ブラシやゴムのタイプがあり、歯と歯の間をお掃除するものになります。
歯科医院で、定期検診を受けていると、歯科衛生士から「歯間ブラシを通してくださいね」と言われたことはありませんか?実は私はしょっちゅう患者さんに言います(笑)
そもそも、歯ブラシだけで口の中全体のどのくらい磨けるのでしょうか?
正解は、歯ブラシ1つで磨けるのは全体の6〜7割です。これは、歯の表面や歯の噛む面が、全体の6〜7割を占めているために、歯ブラシで磨けるのは、その程度になってしまうのです。残りの3〜4割は、歯の間なのです。詳しく言うと、歯と歯が接している間、歯の脇(端)の部分になります。
ここに汚れ(歯垢)が残ります。
そして歯間ブラシが得意なところは、歯の間の隙間です。
歯は、根っこに向かって細くなっていくので、根元はくびれています。このくびれの汚れを取るには、歯ブラシではなく歯間ブラシが最適なのです。
先端が尖っている歯ブラシや、ワンタフトブラシという頭の小さい歯ブラシで磨いてますと言うあなた!!それは、歯のわきしか磨けていません…。
また、糸ようじは、歯と歯が接している部分や、歯間ブラシが入らないすきま(歯が重なって生えている場合など)が有効です。
★よく質問いただく内容★
Q. 歯間ブラシは、たまに使えばいいの?
→毎日が理想です!だって、歯磨きは毎日しますよね?歯ブラシで、歯の表面や噛む面は毎日磨くのに、歯の間は、たまにでいい…そんなことはないですよ|( ̄3 ̄)| 1日1回でもいいので、毎日使用してください。最初は面倒だと思いますが、慣れると歯ブラシと同じで毎日行うことができます。あとポイントとしては、歯ブラシで磨く前に、先に歯間ブラシを行うことです。歯間ブラシで、歯の間をキレイにしたあとに、歯ブラシで歯磨き粉をつけて磨くと、歯の間にも歯磨き粉の成分が行き渡り、むし歯や歯周病の予防につながります。
長くなったので、②へ