フッ素について

みなさんこんにちは!歯科衛生士の桑折です☺3月ももう終わりますね!4月になれば肌寒さもなくなるでしょう。コロナウイルスの感染者もまだまだ多いですね!感染予防を怠らないようにしましょう😷

さて話は変わり、みなさんフッ素という言葉は聞いたことがあると思います。フッ素は身近にあることはご存知でしょうか?それに加えて、フッ素の効果はご存知ですか?今回は、フッ素についてお話していきます。

【フッ素とは】自然界にある天然のもので、海水中、土に含まれていて、海藻、緑茶、紅茶などに入っています。私たちが普段口にしているものです。

【フッ素の効果】

①歯を強くする

②再石灰化を助ける

③虫歯の菌を減らす

【再石灰化とは】歯のミネラルが溶け始めてしまった部分を脱灰といい(虫歯のなりはじめ)その反面で、溶け出したミネラルが歯の中で戻ることを再石灰化といいます。

フッ素わ塗ることで虫歯予防につかながります。乳歯や永久歯の生え始めなどの歯の質が弱い時期や虫歯になりやすい子どもに対して、歯科医院で虫歯予防の目的のために行います。フッ素を歯の表面に塗ることにより、歯と歯の間、歯と歯茎の境目の虫歯の予防に有効で、初期虫歯をそれ以上進行させない効果もありますか。また、生えたての歯の場合には、歯がフッ素を取り込んで、糖分からできた酸に対する抵抗力を増す働きもあります。ただし、定期的に塗らないと効果がないので、定期的にフッ素塗布しなければなりません。

【フッ素の注意点】

・口に溜まった唾液は吐き出してください。

・塗布後30分は飲食、うがいは控えて下さい。

・フッ素塗布は単に1回受けても効果は得られません。年に2回以上定期継続して受ける必要があります。

【歯を守るためにすべての年代】

子供:歯が虫歯の金に侵されやすい未成熟な状態なので、フッ素を定期的に塗ることで強い歯を作る。

妊娠中:母から子へ口移しで食べ物を与えることは、同時に母親の口の中の菌も子どもに移すことになります。妊娠中ならフッ素などで虫歯の菌を減らせる。

ミドルエイジ:一般的に歯周病が進行しやすい年代です。歯と歯の間にすき間があいて、プラークが溜まり虫歯ができやすくなります。

シルバーエイジ:歯茎がやせてきて、歯の根元のセメント質が露出しやすくなります。フッ素で強化していく。

フッ素塗布を行ったからといって、絶対虫歯にならないと限りません。もちもん甘いものをたくさんたべてたり、正しい方法で歯磨きができていなかったりすると虫歯のリスクは高くなります。継続的なフッ素塗布、定期的な検診、正しいセルフケアが大切です。