予防をしましょう

皆さんこんにちは。大郷町歯科医院の院長の嶋です。

 

最近のトピックスといえば新型コロナウイルス(COVIDー19)ですね。皆さん手洗いはしていますか?人から人へ感染しインフルエンザと同等の感染力と言われておりますが確かではないとのことです。潜伏期間は1〜12日(多くは5〜6日)で感染者は14日の健康状態の観察が必要となっております。

 

また感染様式は飛沫感染と接触感染との事です。飛沫感染とはくしゃみ、咳、つば等と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染するもので、接触感染は感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他者がその物に触れてその手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
また最近言われているエアロゾル感染とも言われておりますが日本での見解だと空気感染ではなく飛沫感染に相当するとの見解が出されております。

 

感染をいかに防ぐかは予防にあります。効果的と言われているのは石鹸やアルコール消毒液による手洗いです。感染者がドアノブなど周囲のものに触ってうつる可能性があるからです。また、濃厚接触で感染すると言われていますがこれは、素手で感染者を触ったり対面で会話(約2メートル)した方などを濃厚感染と言っているそうなので充分な対応で予防をしてください。

 

これは新型コロナウイルスや、インフルエンザに限った事ではありません。

 

歯科でも予防をしっかりしていく事が大切です。なぜ歯科でも予防が大切なのかと言いますと人は歯を失ってから初めてそこにあった歯の重要性に気づきます。

 

歯の寿命は人それぞれです。初めはあまり痛みも感じないくらいの小さな虫歯です。たまに甘い物や冷たい物でしみる事があります。その時はプラスチックで詰めて終わりです。その後詰めた別の部位に虫歯ができたら型を取って小さな詰め物をします。その後神経まで虫歯が行っていたら根の治療をして歯全体を覆う被せものをしていきます。この時にはかなりの健全な歯まで削らなければなりません。

 

さらに虫歯になってしまうと歯を抜かなくてはならなくなります。
抜かなきゃならなくなる理由はもう一つあります。それは歯周病が進行して歯がグラグラしてきた時です。
皆さん、痛い時にしか歯医者に来ちゃダメだと思ってませんか?そうなる前にやれる事がありますよね?痛くなくても歯医者に来ることは可能です。むしろその時に来て欲しいのです。

 

痛い時はできる治療にも限度があります。患者さんも苦痛ですがDrも苦痛です。今すぐ痛みを取ってあげたいのですができないこともあります。
ですから少しでも気になる所があれば一度歯医者で診てもらうのが大事です。自分の口の中は自分が1番よく知っている?いや、奥の歯などは自分でしっかり見ることは出来ません。万が一見れたとしても虫歯かどうか判断するのは難しいと思います。

 

気になる所があれば是非、大郷町歯科医院へ。