歯ブラシを選ぶポイント 硬さ

 

みなさん、こんにちは(^-^)

大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です。

新しい年が始まり、新年というだけで少しウキウキしますね!

今回は、歯ブラシの選ぶポイントについてお話ししていきます。

みなさん、今使っている歯ブラシはどんなものでしょうか?

、、、、、。

と聞かれて説明ができる方は多くないと思います。

おそらく半分くらいの方が「普通の〜」と話し始めると思います。これは私の経験談です。笑

残念ながら、”普通の”歯ブラシは存在しないです。どんは歯ブラシでさえ、何か特徴を持っていて、1つ1つ種類が違います。

スーパーや薬局で売っている種類ですら、ものすごい数があります。そして、私たち歯科衛生士は全ての歯ブラシを知っているわけではありません。コマーシャルでやっていた歯ブラシ、あれどうなの?とご質問いただくことがありますが、私たちもみなさんと一緒で、「へぇ〜こんなのが出たんだ」と思う程ですo(^-^)o

さて今回は歯ブラシの硬さについてお話ししていきます。

今販売されている歯ブラシの硬さは、

硬い 普通 やわらかめ

の3段階です。超やわらかめというものもありますがここでは省きます。

まず、硬い歯ブラシというのは、この3種類では1番汚れが落ちます。毛先の遊びがなく(毛先のしなりが少ない)、歯の面にしっかり歯ブラシが当たります。コゲがついたフライパンを硬いブラシでこすって落とすことがありますよね。同じ原理です。しかし、硬い歯ブラシで力強く磨くのは、歯ぐきを傷つける原因になりますし、長年やっていると歯の表面に小さな傷ができてしまい、歯がザラザラになったり、着色汚れざつきやすい歯になってしまうことがあるので、硬い歯ブラシでは強い力で磨かないようにしましょう。

普通の硬さは、迷ったらこちらを使いましょう。多少の遊びがあり、歯の表面に適度な力で当たることができます。

柔らかいものは、歯ぐきの炎症がある方におすすめです。歯肉炎、歯周炎の方です。歯ぐきに炎症がある場合は、柔らかい歯ブラシで、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを立てて、震える程度に横に揺らし、マッサージするように磨くのがおすすめです。これはバス法という磨き方です。毛先の遊びが大きいので(毛先がしなりやすい)、強い力で磨くと汚れがあまり取れないのと、毛先が広がりやすく、歯ブラシの寿命が短くなりがちです。力加減に気をつけましょう。

 

当院では、担当の歯科衛生士がみなさんの普段使用している歯ブラシや補助用具を確認しています。どんな歯ブラシでもその患者さんに。合っていなければ、本来の歯ブラシの成果が出ません。また、合っていないと判断した場合は、他の歯ブラシをおすすめすることもあります。

ぜひご相談ください。