歯根膜って知ってますか?

みなさんこんにちは♪😀

宮城県の大郷町歯科医院の歯科衛生士の松倉です。

最近、よく雪が降るようになってきましたね!私は地元の青森にいたときは雪かきをしながら、雪像を作ってた遊んでました♪

12月下旬に入ってから宮城県でも雪が降ってきて本格的に冬になりました。毎日ニュースをみると豪雪地帯にたくさん雪が降っていて大変そうだなと思います。山形県や新潟県、青森県など積雪が1m越えとよく聞きますが想像することが難しいです。

これから年末年始で出かける方もいるかと思います。道中気をつけてくださいね!

最近、インフルエンザやコロナも流行っているみないなので、年末年始気をつけてお過ごしください!

本日は「歯根膜」についてお伝えしようと思います。あまり聞いたことがない言葉だと思いますが、これはみなさんのお口の中にあるものになります。

この歯根膜は食事の時に歯ごたえを感じる部分です。実は歯ごたえやかみごたえという感覚は、歯や歯茎ではなく「歯根膜」で感じています。

では歯根膜はどこにあるのでしょうか?

それは、歯は「歯槽骨」と呼ばれる骨に支えられています。その骨と歯の間にある薄い膜が「歯根膜」です。その厚さはとても薄く、だったの0.3㎜しかありません。

◎歯根膜の役割とは

次に歯根膜の役割に着いてお伝えします。

歯根膜の役割は、歯ごたえを感じることだけでなく、クッションとしての役割も果たしています。

みなさんは普段何気なく、毎日食事をしているかと思いますが、そのときにとても強い力が歯や骨にかかっています。この時に骨同士が直接当たると歯や骨が折れたり痛みが出ますが、歯根膜があることでこの強い力を吸収・分散してくれることで歯や骨を衝撃から守ってくれているのです。

◎歯根膜を守るために

このように重要な役割を担っている歯根膜ですが、歯が抜ける時に一緒に取れてしまいます。

歯を失って入れ歯やブリッジになってしまうと見た目や噛み合わせの問題だけでなく、食感を感じることができなくなります。

なので、いつまでも楽しく食事をするために、天然の歯を一本でも多く残すことが不可欠です。

そのためには、みなさん自身の歯磨きが重要になります。ですが、それだけでは歯ブラシやフロスで除去することができない歯石やバイオフィルムが残ってしまいます。

これらが残っていると、歯ブラシを頑張っていても歯周病が改善しにくい状態になります。

なので、食事を楽しみ人生をより豊かにするために歯やお口周りの筋肉も保っていきましょう!