フッ素とむし歯

みなさん、こんにちは!

大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です(^^)

いよいよ、今年最後の月になりましたね!

2023年か〜なんて思っているうちに、今年ももう年末です( ・∇・)今年中にやりたいこと!なんて、先月末に考えてみたのですが、ほぼできていません…年明けから気合いを入れてやっていきたいと思います。ますば、健康的な身体になりたいので、食生活の見直しと、運動不足を解消したいと思います。

さて、今回はフッ素についてお話します。

フッ素は歯に良い!むし歯予防をしてくれる!そんな魔法のようなフッ素の注意点についてです。

フッ素は聞いたことはあると思います!では、なぜに歯に良いのか、説明はできるでしょうか?

そもそもむし歯から説明しましょう!

むし歯とは、歯質が崩壊し、歯に穴があく歯の病気です。ある意味、歯の唯一の病気と言ってもいいでしょう。歯は、カルシウムやミネラル成分などでできています。むし歯になるには、これらが唾液中に溶け出して、どんどんなくなっていくことが必要です。そしてこれは1日の中で数回〜数十回起こります。お口の中は、通常は中性ですが、糖質がお口の中に入ると、むし歯菌がこれらを分解し、酸という物質を作りだしこれが歯を溶かします。「糖質が入った食べ物、そんなに食べないよ」とおっしゃる方も、糖質=砂糖ではないということを知っておいてください。糖質は、ほとんどの食事に含まれます。炭水化物も、実は置き換えると糖質の1つなので、ご飯やパン、麺類なども糖質です。ですから、間食をしない方でも糖質を摂らない生活というのは難しい話です。また、飲み物も間食になります。普段飲んでいるコーヒーは、微糖ではないでしょうか?無糖であれば、糖質は入っていないのですが、微糖は入っています。その他、スポーツドリンクや、身体に良い野菜ジュースなども糖質の塊です。

これらは、すべて歯を溶かします。

この歯が溶ける…とは何が起こっているかというと、、、

歯が溶けるとは、歯の表面からカルシウムやリン、ミネラル成分が唾液中に溶け出すことを言います。そうすると、歯が弱くなり、むし歯に近くなっていくのです。

そして、本題はここです!フッ素はその溶け出したカルシウムやリン、ミネラル成分を歯に戻し、さらに、ハイドロキシアパタイトという成分で、歯の質を強化するのです!!

歯の表面を元に戻すだけでなく、さらに歯を強くしてくれるのです!!

長くなったので、歯磨き粉の効果的な使い方へ続きます。