妊娠中の歯科治療

みなさんこんにちは!歯科衛生士の桑折です☺11月ももう終わりますね!ここ最近宮城のコロナウイルスの感染者数が増加してきましたね😵しかも今年はインフルエンザも流行するとかみなさんはインフルエンザのワクチン接種します?私は30日にする予定です。去年打った時痛かったので今年は痛くないといいです!

さて話は変わり、妊娠中の歯科治療についてQ&Aでお答えしていきます。

Q1:麻酔の影響はありませんか?

A1 :歯科治療では、抜歯などの他のにも、無痛的に治療を行うために局部麻酔を行います。その使用については通常の量であれば、母体・胎児ともに影響はありません。

Q2 :X線(レントゲン)撮影は影響ありませんか?

A2:病気の診断にX線検査がどうしても必要になる場合があります。このような時、胎児への影響が心配になるのは当然です。しかし、歯科で一般に行われるX線撮影による被ばく線量は、1年間に受ける自然放射線の被ばく線量に比べても、比較にならないほど低いものです。撮影装置も改良され、高感度フィルムも普及しています。また、撮影時には鉛入りの防護エプロンを使用しますので、胎児への影響はほとんどありません。

Q3:薬を飲んでも影響ありませんか?

A3:一般に歯科治療で投与される薬は、【痛み止め】と【化膿止め】が主です。薬は妊娠初期に影響が出やすいことから、妊娠中には歯科の薬だけでなく、一般の薬も飲まないにこしたことはありません。薬は歯科医師が治療の有益性が副作用等のリスクを上回ると判断した上で投与します。できるだけ安全性の高いものを、必要最小限の量と期間で投与するようにしています。

Q4:妊娠中や出産直後の治療は可能ですか?

A4:妊娠も出産もすべて生理的の営みですから、ほとんど治療が可能です。痛みなどを我慢してストレスをためるよりも悪いところは早めに治療することでストレスがなくなり、かえって母体荷物胎児にもいいと考えます。

Q5:妊娠すると胎児にカルシウムをとられますか?

A5:『子どもにカルシウムをとられてしまって歯ががダメになった』というお母さんがよくおられますが、そのようなことはありません。妊娠をきっかけに食生活の変化や口の中の掃除を怠ったために、むし歯や歯周病になったと考えられます。

妊娠中のお口の中は、ホルモンバランス変化(エストロゲンやプロゲステロンの増加)によって唾液の分泌量に変動が起こりやすいです。お口の中で気になることがあれば歯科医院にいらしてみてはいかがでしょうか😀