歯間ブラシの役割、サイズについて②

 

 

こんにちは、大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です。歯間ブラシの役割、サイズについて①の続きになります(^-^)v

 

★よく質問いただく内容★

Q.  歯間ブラシを通すと血が出るから通さないほうが良いですよね?

→血が出る原因は、汚れが溜まって炎症を起こして血が出ている(歯周病)か、入れたときに刺すように入れてしまい、傷ついて血が出るのどちらかです。入れたときにチクッとして血が出たら、刺してしまっている可能性があります。入れる向きを考えて通しましょう。痛みがなく、血が出るのなら、汚れが溜まって歯周病になっている可能性があります。それこそ毎日通して、キレイな状態にすると次第に血が出なくなります。

Q. 自分に合った太さがわからない

→歯間ブラシには、メーカーにもよりますが、太さのサイズがあります。当院で取り扱っている歯間ブラシは、ライオン歯科材株式会社からでているDENT.EX歯間ブラシというシリーズです。

(ライオン歯科材株式会社より引用)

 

7種類の太さがあります。

赤→4S    ピンク→3S   白→2s   黄色→S

青→M     緑→L    グレー→2L

になります。(当院では赤の4Sは取り扱っておりません。)太さがたくさんありますので、迷ってしまいますよね…(p_-)

1つのサイズで、お口の中の歯の間全てにサイズが合うかというと…正直、それは難しいですね。

歯の形で考えると、前歯は、寸胴な形をしていて、歯と歯のすきまが奥歯に比べると狭いです。反対に、奥歯は歯のくびれが大きく、歯とすきまが広いことが多いです。さらに歯周病によって、歯茎が下がるとすきまはどんどん見えてきて、広いように感じるので、そうしたらサイズを変える必要も出てくると思います。

例えば、奥歯は黄色のSサイズでピッタリ!前歯はピンクの3Sでピッタリ!や、他には、奥歯はピンクの3Sで、前歯は重なって生えていていて歯間ブラシ自体が通らないから、糸ようじで!など、それぞれ歯のすきまによって、使うものは色々なパターンになると思います(^o^)

ちなみに、私の場合は奥歯は4Sと3S、前歯は矯正治療をしていたときのワイヤーが裏側についているので、本来は糸ようじを通すくらいのすきまなのですが、ワイヤーがあるので上から倒せないので、前歯は4Sで…などそんな感じです(^з^)-☆

もし自分の口の中で使う歯間ブラシのサイズがわからない方は、定期検診などの際に歯科衛生士にお訪ねくださいね!

毎日の丁寧なケアの積み重ねによって、健康なお口で入られますので、ぜひ歯ブラシ以外のケアグッズに興味を持ってみてくださいね( ´ ▽ ` )