キシリトールについて

みなさんこんにちは!歯科衛生士の桑折です😃7月ももう終わりますね!梅雨が明けたと思ったら雨が続く日があったり、気温が高くなる日が続いたり、記録敵豪雨になったりと気温の変化が多かったですね‼️そのせいで、6月に親知らずを抜いてから約1ヶ月経つのに、温度変化により免疫力が下がっていたのか、また腫れてしまいました😱免疫力を上げるために滋養強壮などの効果がある栄養ドリンク剤やビタミン剤を飲んでいました。そしたら腫れが引き、右でも噛めるようになりました😁みなさんも体調管理に気をつけてお過ごし下さい。またコロナウイルスをの感染者が連日のように多くなってきていますので、感染予防も徹底していきましょう。また暑さもまだ続きそうなので水分補給も忘れずに行いましょう。

さて話は変わり、みなさんキシリトールという言葉は聞いたことがあると思います。では、キシリトールの効果は知っていますか?キシリトールとはどういった効果があるのか、今回はキシリトールについてお話していきます。

キシリトールとは、糖アルコールという天然甘味料のひとつです。糖アルコールは様々な食品に使われる甘味料であり、アルコールではありませんを工業的には、とうもろこしの芯から得たキシリローズを高圧下で水素添加して作られています。キシリトールは、糖アルコールの中で最も甘く砂糖とほぼ同程度の甘味度を持ちます。

〜糖アルコールの共通の性質として〜

①不溶性グルカンの基質にならずプラークでの酸産生の材料にならない

②消化管での吸収が遅く低カロリーである

③多量に摂取すると一過性の下痢を起こす

④水に溶けると吸熱反応を起こし口の中でひんやりとした清涼感を与えるなどが知られています

〜キシリトールはなぜむし歯を防ぐのか〜

・キシリトールを摂取してもむし歯の原因となる酸を産生するとこができません。また歯垢(プラーク)の酸を中和しむし歯菌の働きを抑える効果があります

・キシリトール(ガム)を噛むことにより、唾液が多く分泌し唾液に含まれるリンやカルシウムにより再石灰化を促進してくれます。

※「むし歯にならないキシリトール入り」と表面があり、95%のキシリトールを含有していても5%の砂糖が入っていればキシリトールの効果は消失し歯垢(プラーク)で酸が産生していまいます。

キシリトールだけとっていればむし歯にならないというわけではありません。日々の歯磨きが大事になります。また、キシリトールの食べ過ぎには注意です。ガムなら、1日1〜7回で5分噛むのが目安です。

お口の中で気なるところがあれば1度歯科医院にいらしてみてはいかがでしょうか😀