虫歯の治療 C4について

皆さんこんにちは!大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です🐈‍⬛

 

まだ季節的に寒い日が続く今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

コロナウイルスもまだ増えつつありますので感染対策に留意しつつも暖かくしてお過ごしください🥲

 

さて、今回お伝えしていくのも虫歯の治療についてです。

前回まではC3という虫歯についてまで説明させていただきましたが今回はC4(シーフォー)という虫歯について説明させていただきます!

C4とは虫歯の分類分けの中でも一番大きい虫歯とされるもので、虫歯の進行によって神経が失われ歯の質がボロボロになり、根っこだけの状態を指しています。

もうこの状態となってしまうと、大抵の場合歯を残すと言ったことが難しくなってしまうため抜歯になる可能性が高いです😭

 

では抜いてしまったらどうなるのか?ということについてですが、抜いた後は歯茎がしっかりと治るのを待ってから、噛む状態を作るための物を作っていきます!

 

噛む状態を作るための物は3種類ほどあります。

・入れ歯

・ブリッジ(被せ物)

・インプラント

 

とこれら3種類となりますが、詳しく説明していきます。🪥

 

まず入れ歯についてですが、

 

人工的にできた歯(プラスチック)に金属のバネをつけて、そのバネを歯がない部分の隣の歯にはめて使う物になります。

 

3つの方法の中で唯一つけはずしが必要な方法となります。

歯を直接削るといったことはないのですが、バネをつける歯に歯がない部分の負荷がかかってしまうため、噛み合わせる時力が掛かりすぎてしまったりすると歯が折れる場合があります。

ですので、入れ歯を作り終わった後も調節をこまめに行い、きちんと使える状態を作ることが必要です。

 

続いてブリッジという方法についてです。

ブリッジは歯がない部分の隣の歯を削って、被せ物をつける方法です。

この方法はつけ外しは不要ですが、虫歯では無く健康な状態の歯でも両隣の歯を削らないといけないので、歯に与えるダメージとしては大きいです。

こちらも歯がない部分を両隣の歯で支えてますので、支えになっている歯が噛む力などでダメージを受け数年後抜歯になる可能性もあります。

噛み合わせの調節などは被せ物つける時、またはつけた後調節を行いますが、歯軋りの習慣がある方はマウスピースなどを着用することでダメージを軽減することもできます🙆🏻‍♀️

最後にインプラントという方法です。

 

インプラントは歯がないところにインプラント体という人工の根っこ(図でいうネジのようなところ)を顎の骨に埋めて、その上に被せ物をつける方法です。

上記2つの治療と大きく異なるところは、保険対象外ということと外科処置が必要になることです。

また、顎の骨にインプラント体を埋め込んだ後すぐに被せ物をつけれるわけではないので、完全に噛める状態を作るまでに約半年〜1年ほどはかかります。

その点、隣同士の歯を削る必要なはないのでダメージを与えることなくつけることができます。

 

とこのように3つからお選びいただくか、

何も入れないで抜いたままにしておく方も中にはいらっしゃいます。

抜いた歯の場所にもよりますが、そのままにしておくと噛み合う歯だったり、隣同士の歯にも影響が出てきますので、基本的に抜歯した後は歯を補う治療を行いましょう!

 

いかがでしたでしょうか?

 

自分の歯の状態が気になる!という方がいらっしゃいましたら是非歯医者を受診してみて下さいね!