口腔ケアのグッズ(入れ歯について)

皆さんこんにちは。大郷町歯科医院、院長の嶋です。

 

明日から6月に入ります。今年は長梅雨との噂がありますが皆さんは雨対策をしていますでしょうか?
最近の雨具はとてもファッション性に優れたものが多く出てきており特に長靴は昔の長靴みたいなものではなくいつでも履いて出歩けれるようなカラフルな長靴も多く出ています。雨だから少し憂鬱な気分にはなりますがそれを履いて出かけると気分も晴れやかに出かけることができるので長梅雨にも効果的ですね。

 

さて今日は入れ歯のケア方法についてお伝えしていきたいと思います。
入れ歯には大きく分けて総入れ歯と部分入れ歯があります。それぞれで全てプラスチックでできている物もあれば金属を使用している入れ歯もあります。
入れ歯も歯と同じように毎日お手入れしていくことが必要です。
もしお手入れが不十分だと、口臭や口内炎の原因だとか入れ歯の変色や歯石の沈着、バネがかかっている歯の虫歯や歯周病にもなってしまいます。

 

では実際はどのようにしたらいいのでしょうか?

 

 

自分の歯を磨くのと同じで毎食後入れ歯を外して洗ってください。その時に落として割ったりしないように注意してください。
入れ歯を洗うときはできれば義歯用ブラシを使用して洗ってください。入れ歯を隅々まで洗うことを考えて設計しておりますのでぜひご使用ください。もしなければ使い古しの歯ブラシでも構いません。このとき特に洗剤や歯磨き粉を使用せず、流水にて力をあまり入れすぎないで洗ってください。汚れが残りやすいバネの部分などは丁寧に磨いてください。

 

寝る前は、まず入れ歯についている汚れを流水下で洗い流してください。
そして市販のいれば洗浄剤を使用してつけ置き洗浄をしていきます。これは流水下では落としきれないカンジダ菌などの真菌や細菌を除去します。
1日いれば洗浄剤に入れた入れ歯は汚れが浮き上がって来てますので義歯用ブラシにて流水で洗い流します。

 

入れ歯だけ磨くのではなくバネがかかっている歯をしっかり磨きましょう。そこは自分の歯なので歯ブラシで横から入れて小さく動かしましょう。

 

入れ歯は使用しているとバネが緩くなったり歯茎が痩せたりします。そうすると痛みが出たり噛み合わせが合わなくなったりします。そのときはお気軽に当院へお電話ください。
我慢して使っていると残っている歯や健康な歯茎を傷つけてしまい最悪抜かなければならなくなります。そうなる前にぜひお気軽に連絡ください。よろしくお願いいたします。