知覚過敏

みなさんこんにちは!

大郷町歯科医院歯科助手の佐々木です☀️

10月といえばハロウィンですね🎃

よく、この時期になると近所のスーパーに大きいカボチャが置かれて重さを当てるクイズがありましたが全く想像つかないですよね😩

 

今回は、「知覚過敏」について説明させていただきます!

知覚過敏とはよく耳にすると思いますがどのような症状かご存知ですか?

知覚過敏とは、虫歯になっているわけではないのに、冷たい水を飲んだり、うがいをしたりした時に、しみたり、ピリッとするような状態をいいます。

他にも歯磨き、甘いもの、果物などで痛む時もあります。

では、なぜ歯がしみてしまうのかというと歯ぐきが少し下がる(縮む)と、歯の根の象牙質部分が露出し、象牙質に無数にある細い管(象牙細管) を通して刺激が歯の中にある神経(歯髄神経)に伝わるため、不快感や痛みを生じてしまいます。

知覚過敏の原因は様々ですがもっとも多いと言われているのが、歯ぎしり、噛み合わせです。

歯ぎしりや噛み合わせが原因で歯や歯茎に過度な負担がかかると、歯の表面のエナメル質が削れたり、さらに歯周組織全体が悪くなります。

他にも、硬い歯ブラシで力まかせに歯を磨いていると何年も経つうちにエナメル質が傷つき、削れてしまいます。正しいブラッシングの習慣を身につけることが大切です。

 

治療法としては、

・まず第一にしみている部分を清潔に保つことです。細菌の集落が象牙質の細い管の周囲にできていると、症状が改善されにくくなり、一度改善した部分も必ず再発してきます。しかも徐々に虫歯へと進行していきますのでさらに治りにくくなってしまいます。清潔にされた象牙質の細い管は唾液の中のカルシウムなどによって自然に閉じていき、痛みを感じなくなっていきます。

・しみる、触ると痛いといった症状を軽くするにはお薬を塗ります。

これには医師でお薬を塗る方法と自宅で歯磨き剤を利用する方法でおこないます。

・噛み合わせの関係で歯に過激な力がかかっているような場合は、症状が治りにくいことがあります。そのような場合には、力を弱める処置をして、歯を安静に保つ必要があります。

・どうしてもしみるのが強い場合は、歯の神経を抜いてしまえば、痛みはなくなります。

ただし、神経を抜いてしまった歯は変色したり、質がもろくなってしまうといったデメリットがあります。(寿命が半分程度まで短くなってしまうともいわれています)できれば避けたいものですが、最後の手段として用いることもあります。

知覚過敏に限らず、治療するにはデメリットがある場合がありますので知覚過敏などにならないよう歯を大切にしていきましょう!🦷