歯を失う原因は老化じゃない?!

みなさんこんにちは!医療法人社団青葉会事務局の庄子です!宮城県黒川郡大郷町歯科医院をいつもご利用いただきありがとうございます!

 

歯の治療は処置の手順や期間や金額などを良く理解してからの方が不安もないと思います!そんな時は治療の説明動画を見てイメージしてみて下さい!とっても分かりやすいですよ!

インプラント動画 https://youtu.be/z5WecMmQcRE
PMTC・ステインオフ動画 https://youtu.be/j6q3KlOcPHI
ホワイトニング動画 https://youtu.be/ONn6x44noM4
セラミック治療動画 https://youtu.be/AW9QhBaob9A

歯を失う原因は加齢ではない?!

みなさん年を取ったら誰でも歯がなくなって入れ歯を入れなくちゃいけなくなると思っていませんか??確かにおじいちゃんやおばあちゃんは入れ歯を入れているイメージって強いですよね(;・∀・)でも、そうとは限らないんですよ!!

こちらのグラフをご覧ください!

これは歯を失う原因の統計をとったグラフです!見てわかるように、歯を失う原因のほとんどは「虫歯」と「歯周病」です!!

虫歯は歯が溶けて痛くなります!早めに治療すればある程度進行は止めることができます!しかし虫歯を放置しすぎると虫歯は歯をどんどん溶かしてボロボロにしてしまいます。神経まで進行した虫歯は歯の中が腐っていたり歯の根の周りに膿をもったりして保存不可能になってしまいます。そうすると腐った歯をそのまま口の中に入れておくわけにもいかないので(臭いしバイ菌がいっぱい溜まっているので他の歯に悪影響です)先生は歯を抜くことになります( ;´Д`)

歯周病はどうでしょう?
歯周病は簡単にいうと歯を支えている顎の骨が溶ける病気です。
(;´∀`)「え?骨ってとけるんですか?」
(;´・ω・)「溶けます」

何が骨を溶かしているかというと「歯周病菌」です。口の中には細菌が沢山います!!種類はカビ菌や虫歯菌や良い細菌もいますし、そして歯周病菌もいます。ただ菌の種類や多さは個人差があるのです。






このように歯を支えている顎の骨が溶けてしまうと歯は支えがなくなってグラグラ揺れてくるんですよ。そうすると、初期はまだ進行を止める処置をすれば経過観察ですぐに歯を抜かなくても大丈夫です。しかし、歯周病がかなり進行し重度になると、歯を残していても噛んだとき動いて痛いし、歯周病独特の口臭がしたり、周りの歯にも悪い影響を与えてしまう場合があるので残念ながら歯を抜かなくてはいけなくなってしまう場合がほとんどです。

歯周病の進行を防ぐには歯周病菌を減らすことがまず大事です。菌を減らすにはどうしたらいいでしょうか?特殊な薬とかが必要でしょうか?
答えはハミガキです!
図のように歯に歯垢がたまると歯周病は進行します。この「歯垢」が細菌の集まりなのです。「プラーク」と言ったりもします。
落としきれない歯垢がたまっていくと固まって「歯石」になります。歯石になるとなかなか自分では取れません。
歯周病の治療は患者さんがお家でハミガキを頑張って、歯医者さん(歯科衛生士)が歯石をとったりブラッシングの指導や磨き残しのチェックや生活習慣の改善の指導、その他の歯周病の処置を協力して行わないと絶対に改善しません!

なので年齢が若いからといって安心していると虫歯や歯周病で歯を失うことになります。逆に高齢になってもしっかり定期健診に通い自分の歯を大切にする方はいつまでも自分の歯で食べることや話すことが出来ますし、なにより表情が美しいです!!

確かに40代くらいから体の免疫は低下してくるものなので、今まで口の中に歯周病菌がいても若さと免疫力でカバーしていた方が急に歯周病の症状がでる場合があります。老化は歯周病の原因の1つではあります。しかし、高齢だからしょうがないとあきらめないでしっかりお手入れをしましょう!!