銀歯をつけるときには…

こんにちは!大郷町歯科医院の大杉です。

 

今回は歯医者で銀歯を入れたことのある方ならきっと見た事がある物についてのお話です。

 

これ↓

 

 

これらは物によって『バー』や『ポイント』と呼ばれます。

 

今回はこのバーやポイントって何に使うの?!どんなものがあるの?!という疑問にお答えしたいと思います!!

 

種類は大きく分けて、

  • 調整用のバー
  • 研磨用のバー・ポイント の2つに分かれます。

 

銀歯を入れる時に、「カチカチ噛んで下さい」と言われますよね。

それは噛み合わせの高さが適正か確認をしているのです。

 

噛み合わせが高かった時、もしくは隣の歯との隙間がきつすぎる時に詰め物や被せ物を削ることがあります。

それが①調整です!

 

何度か調整して適正となった後、ザラザラした表面をピカピカに磨きます。

それが②研磨です!

 

実は医院によって少し違ったり、入れる被せ物や詰め物によっても使用する種類が少し変わってくるのですが、今回は”大郷町歯科医院で銀歯を入れる時”についてお伝えしていきます♪

 

調整では、『カーボランダムポイント』を使用します。

 

こんな見た目です↓

 

 

触るとザラザラします!

 

カーボランダムポイントにもいくつか形の種類があり、調整する銀歯の大きさや形・削りたい部分に合ったものを使います。

 

専用の器材を使いながら、「カチカチ噛んで下さい」と言われて噛むと、銀歯が強く当たり過ぎている場所に印が付きます。

そこをカーボランダムポイントで少しずつ削り調整するのです。

 

何回か繰り返して、適正な噛み合わせの高さまで調整をします。

 

調整が終わると②研磨に移ります。

 

研磨には数種類のポイントを使います。

目の粗い物から始め、だんだん目の細かいものに変えていきます。

 

現在大郷町歯科医院で銀歯を研磨するときは、まずはビッグシリコンポイントを使用します。

場合によってはペーパーポイントという紙で出来たポイントを使う事もありますが、それについてはまた今度!

 

見た目はこんな感じ↓

 

 

名前の通り、大きいです。

 

これはシリコンゴムで出来ています♪

なので、きっと床に落としたらスーパーボールのように弾むはず・・・

 

こちらのビッグシリコンポイントで、調整時に銀歯についた傷をなめらかにしていきます。

ここで丁寧に綺麗に研磨をすることで、最終的に銀歯がとてもピカピカになります!

 

次に別の種類のシリコンポイントに移ります。

見た目はこんな感じ↓

 

 

茶色から使って、次に水色のものに移ります。

 

水色シリコンポイントを使った後には、ピカピカの銀歯が・・・!

ここまでの行程を踏んで、患者さんの歯につけられるようになるのです。

 

もちろん医院によって使う器材は違うので、これはあくまでも現在の大郷町歯科医院での流れです!

 

皆さんも銀歯を入れることがもしあれば、歯医者さんがどんなもの使って銀歯を合わせているのか、見てみて下さいね♪