効果的な歯磨き粉の使い方

続きになります。

「じゃあ、フッ素を使っていればむし歯にならないじゃん!」

そうなんです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

フッ素を使っていれば、理論上はむし歯にならない”はず”なんです。しかし、むし歯はできますよね?これが難しい話!フッ素を使ってもむし歯ができるのは、歯を強化してもそれを上回る”何か”が原因としてあるようです。

それは、元々歯が弱い、むし歯菌が多い、唾液が少ない、唾液の質が良くない、間食が多い、歯磨きが上手ではない…など色々ありそうです。

そして、フッ素の効果的な使い方が重要です。

スーパーや薬局でも売っている歯磨き粉にほとんどフッ素は入っています。フッ素の濃度は、〜1500ppmです。現在日本で販売されているフッ素の濃度(含有量)はこれが一番高いです。世界の国では、2000ppm前後が多いので、日本は世界に比べると少し低いです。

しかし、正しく使えばしっかりとしたフッ素の効果を発揮します。

ポイント①

歯ブラシは水で濡らさらない

歯磨きやをする前に、日本人の約95%が歯ブラシを水で濡らすそうです(O_O)この数字には和田もびっくりしました。歯ブラシを濡らすと、歯磨き粉の効果が50%になると言われています。水に濡らさず、そのまま歯磨きをつけて磨き始めると自分の唾液でしっかり歯磨き粉がなじみますので安心してください。

ポイント②

歯磨きをする前に、糸ようじや歯間ブラシで歯の間をお掃除する

糸ようじや歯間ブラシは、歯磨きのあとに使ってある人が多いと思います。私自身、歯磨きの前に使っていますという方にまだ1人もお会いしたことがありません。笑

なぜ歯磨きより先がいいかと言いますと、歯ブラシでは歯の間の汚れは取れないからです。歯の間に汚れが詰まったまま、歯ブラシで歯磨き粉をつけて磨いてしまうと、歯の間に歯磨き粉の成分が浸透しません。とてももったいないです。先にに歯の間をキレイにして、間にも歯磨き粉の成分やフッ素が届くようにしましょう。

ポイント③

うがいは1回だけ

これもなかなか実践している方は少ないです。歯磨き粉を使って磨いたあと、歯磨き粉の味がしなくなるまでうがいをしてませんか?

それではせっかくの歯磨き粉の意味がありません。全部吐き出してしまっていますよ!

歯磨き粉のうがいは、約10〜15mlのお水で1回で十分です。ペットボトルのキャップ2杯分、大さじスプーンで1杯程度です。

もちろんお口の中に歯磨き粉の味が残ってしまいますが、それがいいのです(^ν^)最初は気持ち悪いかもしれませんが、次第に慣れますよ〜笑

以上の3つをポイントを守って歯磨きをしてみてくださいね。