皆様こんにちは!大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です🐈
気温が下がり秋らしさを感じる季節となりましたね🍂
気温差もそうですが、ウイルス対策もしっかり行い体調管理には十分に気をつけて秋楽しみたいものです、、
皆さんも体調にはお気をつけてお過ごし下さい。
さて、今回は入れ歯に関してのお話をさせていただこうかなと思っております。
まずは入れ歯とはどういうものなのかについてです。
入れ歯とは歯のない場所に噛む機能を補う目的で入れるものです。
入れ歯自体を支えるために入れ歯が入るところの隣の歯に金属のバネ(クラスプといいます)を引っ掛けて使います!
ではどのようにして作られるのでしょうか。
作り方の工程は以下のようになります。
①型取り
歯医者にあるトレーを使い、上下型取りをします。
基本は1回で済む場合がほとんどですが、より精密に型取りが必要な場合には2回に分けて型取りを行います。
②噛み合わせ採取
入れ歯ができた時に噛む位置を決める作業です。
この時点で歯の配置や、入れ歯の構図を決めて仮の入れ歯を作成していきます。
③仮の入れ歯をあわせる作業
できた仮の入れ歯を実際にお口の中で合わせます。
ここで入れ歯を完成させる前に噛み合わせに問題がないか確認を行い、見た目にも不備がないかどうか患者さんにチェックしてもらいます。
④入れ歯の完成、調節
入れ歯ができあがってきます。
患者さんの口の中で合わせて当たる部分を確認して削り、細かい調節を行います。
このような流れとなります。
④の後患者さんへ入れ歯をお渡しして、一週間お使いいただき、その後調節を行います。
ただ入れ歯は馴染むまでにかなりの時間を要します。
例えるなら、新品の靴を思い浮かべてください。
新品の靴は最初履いた時に馴染まなくてよく靴擦れを起こすことがあるかなと思いますが、入れ歯もその感覚と似ているのです。
入れ歯を入れたばかりではお食事どころかしゃべる事ですら難しく思うようにはいきません。
かといってつけずに持っているだけでは日々お口の中でも変化はありますので、入れ歯が合わなくなってしまったり不具合が生じます。
その為入れ歯は使って痛みが出て、そこを調節してまた使って、、というように細かく調節を行い使える状態にしていく必要があるのです🥲
ちゃんと使えるようになるまで、個人差はもちろんあります。
大体2〜3ヶ月ほどは問題なく噛めるようになるまで様子を見ましょう。
その間にもこまめな調節を歯医者さんで行います!!
痛いところがでたら使わないのではなく、歯医者までご相談下さい!