当院の検査結果の見方について

みなさん、こんにちは(^-^)v

大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です。

最近、気温が下がり、過ごしやすい日が多くなってきました。むしろ寒いくらいですね。私が住んでいる部屋の温度も24度くらいで湿度も自然に70%前後でとても良いです。8月半ばに、除湿機能付き空気清浄機を購入したのですが、1ヶ月ほどしか使ってません…もう少し早く購入すればよかったと思いました。来年は、梅雨の時期からしっかり使っていきたいです(*_*)

さて今回は、当院の検査結果の資料の見方をお話ししていきます。

みなさん、歯科医院を受診して自分のお口の中の資料は渡されたことはありますか?

当法人では、統一してみなさんに必ず資料でご説明させていただいています。みなさんからは「わかりやすい!」「資料をもらったのは初めて」と言っていただくことが多く、とても嬉しいです(^O^)

当法人では、初診(初めて受診する場合)、再初診(前回来院から半年以上経って受診する場合)のときに、お口全体の検査をします。その日には、詳しい資料の検査結果をお渡しすることはできませんが、後日来院いただいた際に、資料をお渡しさせていただきます。

当日は、先生からの口頭での説明になりますが、後日患者様が来院されるまで、治療計画をたてて資料とともにお話しさせていただいております。

資料はこちらです。

患者様一人ひとりの検査結果の資料になります。内容は、表紙、見方の説明、歯の状態、歯ぐきの状態です。また、一緒にお口の中の写真もお渡しします。

1枚目は、表紙です。ご自身のお名前が入っています。

2枚目は、歯の表記の見方です。専門用語で明記されていますので、確認をお願いします。今、ご自身の歯の状態がどのような状態なのかわかります。むし歯の本数、むし歯の程度、補綴物(被せ物、詰め物など)、さらに、歯がないところ、入れ歯のところなどです。

わからないものがあれば、スタッフにお気軽にお訪ねください(^o^)

そして3枚目は、歯ぐきの状態=歯周病についてです。歯周ポケットの深さが歯11本に記されています。また、出血や排膿がないか、歯が動いていないかもわかります。

そして、お口の中の写真です。受診される方の中には、「写真を撮られた」とおっしゃる方も残念ながらいらっしゃいますが、写真で記録することはとても大切です。例えば、前歯の歯ぐきが腫れているという記録を、専門用語で記録すると、右上1番唇側の歯頸部に発赤()、腫脹()などとなりますが、写真であれば見てわかります。また、定期検診などで経過を診ていくときも、20238月は〜だったが、10月には改善されたということが、すぐわかります。

また、みなさんは、ご自身の上の1番奥歯の後ろ側や裏側は直接見えますか?見えないと思います。

写真では、ご自身で見えない部分を写すことができるので、どうなっているか知ることもできます。

資料でご自身のお口の中を知り、向き合ってください、放置しているむし歯はありませんか?歯を磨いたときに歯ぐきから出血したのを放置していませんか?

なんでもそうですが、予防するということは、まずはその物事について知る必要があります。

歯を磨いていれば、定期検診に通っていればむし歯や歯周病にならないは間違いです。

むし歯はどのようにできるのか、歯周病はどのように症状が出るのかなど知っていてこそ、予防ができます。

検査結果を通して、ぜひお口の健康への意識が少しでも高くなるといいなと思っております。