歯磨き粉について①

みなさん、こんにちは

大郷町歯科医院、歯科衛生士の本田です。

10月になりました。ここ1〜2週間で暑さが落ち着き、あっという間に秋を感じる季節ですね!個人的には夏が苦手なので、とても嬉しいです(*´꒳`*)

大郷町歯科医院では、9月30日をもちまして院長の嶋先生が退職いたしました。約6年間みなさまの歯科治療を担当させていただきました。新しい場所で、新しい道を歩む嶋先生を応援していただけたらと思います。また10月より、以前より嶋先生が訪問診療で不在のときに、当法人のかさはら歯科医院より高橋千佳先生が治療を担当しておりましたが、引き続き担当することになりました。私たちスタッフもより一丸となって、日々診療に努めて参ります。よろしくお願いしますp(^_^)q

 

さて今回は歯磨き粉の種類についてお話ししていきます。

歯磨き粉はスーパーや薬局、歯医者など身近な場所で手に入れることができます。コンビニにも売っていますね。また、テレビを見ていると11回くらいは歯磨き粉のコマーシャルを見るのではないでしょうか(^^)

まず、みなさんからいただく質問として多いのは、「歯磨き粉は使ったほうがいいの?」です。答えは使ったほうがいいです!!

なぜかというと、歯磨き粉は、歯の健康や歯ぐきほ健康をサポートする成分が含まれているからです。

歯磨き粉を使うメリットをお話しします。

①歯の質を強化するフッ素が含まれている

現在販売されている歯磨き粉には、ほとんどの物にフッ素が含まれています。フッ素は、海藻や緑茶などにも含まれていますが、むし歯を予防する量は含まれておらず、自然界にあるものは微量です。日本では、数年前に歯磨き粉に入っているフッ素の量が改定され、1000ppmから1500ppmに上がりました。それでも海外では、2000ppmが基準である国が多く、日本は比べるとまだ少ない量ですが、十分にむし歯予防ができると認められています。フッ素は、歯垢がない綺麗な歯の表面に付着することで歯の質を強化してくれるので、しっかり丁寧に磨かないと効果を発揮できません。

②歯垢を落とす研磨剤が含まれている

歯磨き粉には、研磨剤という成分が入っている物が多いです。歯の表面から歯垢を落としやすくするものです。荒いものですと、舌で舐めたときにザラザラする成分です。研磨剤が荒いもので、歯ブラシを硬いものを長年使用していると、歯の表面がボロボロに傷つく可能性がありますので、注意が必要です。しかし、お茶やコーヒーなどの着色汚れを落とすのに効果があるので、歯を白く保ちたい方は、ステインオフと書いてある研磨剤入りの歯磨き粉がおすすめです。

③爽快感を得られる

歯磨き粉の成分に香味剤というものがあります。味や香りをつける成分です。主にミントが使われていますね。これにより、うがいしたあとに爽快感が得られます。スッキリした感じがしてとても気持ちがいいですよね。

長くなりましたので、②へ続きます。