抜歯の必要性について

皆さんこんにちは!大郷町歯科医院、歯科助手の佐藤です。

もうすぐ10月に入りますが、先週まで暑かった気温も下がりようやく秋を感じられる時期になりましたね🍂

季節の変わり目ということで体調を崩さないようお過ごしくださいね

今回は、抜歯の必要性についてお話をしたいと思います。

抜歯とはいわゆる歯を抜く行為ですが、歯科治療において抜歯は虫歯の治療の最終手段とも言えます。

・虫歯が進行してしまい、根っこだけの状態の歯

・歯周病でグラグラしている歯

・割れてしまった歯

これらはほとんど抜歯しなければならない状態の歯なのです。

また、腫れや痛みがあったりと炎症が強い場合にはすぐに抜歯できません。

その時に抜歯してしまうと麻酔が効かない場合がほとんどで、処置の間ほとんど痛みを伴うようになってしまいます🥲

その為にまずは痛みを落ち着かせてから行うようになります。

化膿止め等お薬を処方して期間を置き、状態を確認して抜歯に移りますが、中には痛みが落ち着いたからとそのままにする方もいらっしゃいます。

抜歯予定の歯を放置してしまうと、今は痛みが落ち着いていたとしてもそれは一時的なものになるのでまた痛みが出る可能性が非常に高いです。

痛みが出た時にはまたすぐに処置はできませんので炎症を鎮めるところからスタートしなければなりません。

このように繰り返しになってしまうので、抜歯予定の歯を放置することはおすすめ致しません😔

また、歯周病で歯を抜かなければならないケースも放置してしまうと、両隣の歯にまで影響してしまい、抜歯しなければならない歯の本数が増えてしまいます、、!

恐ろしいですよね、、

 

また、歯を抜いた後もそのままにしては行けません。

抜いてなくなるともちろんそこの場所では噛めなくなります。

 

つまり、噛める状態を作ってあげないといけません。

方法としては入れ歯やブリッジ(被せ物)やインプラントなどがありますが、その方のお口の中の状態によりできるものが異なったりします。

入れ歯やブリッジを入れたとして、入れ歯を支える歯や土台となる歯が手入れをきちんと行わなければ将来抜歯になってしまうこともあります。

入れて終わりではなくここからがスタートです!

歯を失うことになり、歯の大切さに気がつく方はとても多くみられます。

食事後は歯を磨く習慣をつけたり、歯医者は定期検診に通い、歯石やプラークを除去してもらう事をお勧めいたします🪥

失う前に虫歯や歯周病を予防して、将来の為にも歯を残せるよう今から頑張りましょう!!